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アパレル・ファッション業界の転職で、求人情報を見る時に気をつけるポイントを3つ紹介します!

KEN
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漫然と求人票(求人情報)を見るだけでは、良い案件なのか判断することは難しいでしょう。
今回は、アパレル・ファッション業界で転職活動する方が、求人票を見る時に注意してほしいポイントを3つお話します。

1.最初に見るべきは、絶対に雇用形態。

最初に必ず見ておくべきは、雇用形態です。
アルバイトや派遣社員として長期的な仕事を考えていない人以外には、とても大事なポイントです。

正社員と契約社員では、安心感が大きく異なる。

正社員か、契約社員か。

給与や福利厚生などの待遇面で同じ設定になっている企業は多数ありますが、実は安心感という点で大きく異なります。

正社員は、基本的に無期契約です。悪いことをしたり、会社が潰れてしまったり、労働者が自分から辞めるといったことがなければずっと働くことができます。
一方の契約社員は、基本的に有期契約です。どんなに成果を出しても1年や半年といった契約期間が終わると仕事を失うことになります。
企業の業績が少し悪くなって人件費を抑えたい時に、真っ先に切られてしまう可能性があります。

なるべく正社員を選ぼう。契約社員なら、正社員登用制度の有無を必ずチェック。

長く同じ企業で仕事をしたい、キャリアを積みたいと考えているのであれば、正社員一択です。
契約社員は、雇用期間が有期であるものの、正社員より給与が特別高いわけではありません。

働きたい企業に正社員の求人がなく契約社員のみであれば、必ず正社員登用制度について調べるか、面接時に確認しましょう。
制度が形骸的になっていて、正社員登用が難しい。というケースは多々存在します。

2.二番目に見るべきは労働条件。給与・勤務時間・残業の扱いを必ずチェックする。

次にチェックするポイントは労働条件です。
労働条件とは、勤務地・給与・勤務時間といった日々の仕事の諸条件です。

アパレル・ファッション業界は、「みなし残業」制を取る企業が多い。

労働条件で特に注意する点は、残業についての企業の考え方です。

アパレル・ファッション業界では、「みなし残業」といって予め残業代の発生しない制度を採用している企業が多く存在します。
これはサービス残業でも違法労働でもありません。
給与の中に「固定残業代」という項目を設けて、「1日2時間まで時間外労働に残業代がつかない」と定めていたりします。

このみなし残業時間の長短に注意しましょう。
平日20日間勤務だとして、40時間だと1日あたり2時間は時間外労働しても残業代が付きません。

賞与額は業績に変動するのが基本。求人票の数字は目安程度。

求人情報の中に賞与について記述している求人票もあります。
◯ヶ月分、と記載があっても、実際は企業の業績次第というケースもあるので、応募時に確認することをおすすめします。
基本給が低くても、賞与があるから年収アップ!と安易に考えるべきではありません。

3.求人情報だけではわからないこともある、と理解する。

最後に紹介するポイントは、求人情報が全てだと思わない、という考え方です。

職場の雰囲気は部署と人次第なため、書面では分からない。

アパレル・ファッション業界の仕事は、自宅で一人で完結することはまずありません。

自宅以外の場所で、多数の人と関わって仕事が成り立っています。

職場の雰囲気は、結局職場の環境・関わる人次第のため求人情報だけで全てを理解することは不可能です。

分からない点は応募前に確認しても良い。

職場の雰囲気や人の感じは、応募前に企業に直接問い合わせたり、ネットで情報を集めて理解する手法がとれます。

一番いいのは、応募して面接を受ける時に面接官に直接尋ねる方法です。

最後に。求人票の詳細度合いは企業の採用意欲に比例する。

今回は、求人情報を見る時に注意すべきポイントについてお話しました。
求人票の情報の量は、求人を出している企業が良い人を採用したい、良い人に長く働いてほしい、という熱意に比例すると考えられます。

情報が薄すぎてどんな人を採用したいのか分からない、誰でもいいんじゃないか、と思うような求人は要注意です。

ABOUT ME
KEN
KEN
大手アパレル企業所属
アパレル業界経験10年以上。OEM企業での企画営業生産、大手アパレルの販売員、中規模アパレルの生産職を経て、現在は大手アパレル企業でサプライチェーン全般の戦略立案から数値分析までをてがけています。自身の転職や採用担当としての経験に基づく転職ノウハウや業界最新情報やトレンドを発信しています。転職に限らず、豊富な知識と経験を生かした働き方のアドバイスも可能。
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